2023年6月 フランスシャンパーニュ地方 G.H. MUMMにいってきました
パリからTGVで約50分。メゾン・マムの見学コースに参加しました。
シャンパーニュ地方を代表するメゾン・マムの歴史は1827年に始まりました。
「Only the Best~最高のシャンパーニュだけを~」がモットー
所有するブドウ畑の総面積はおよそ218ヘクタール。
モンターニュ ド ランス地区ではピノ・ノワール、
コート デ ブラン地区にあるクラマンとアヴィズのグランクリュではシャルドネ、
ヴァレ ド ラ マルヌ地区ではムニエを栽培しています。
シャンパーニュ地方にあるブドウ畑の格付け基準は1911年に制定され、現在も使用されています。土壌の品質、日当たり、ブドウの品種などに基づいて各畑の格付けが行われています。全部で319を数える村のうち、17の村がグラン クリュ(最も優れた畑)42の村がプルミエ クリュ(その次に優れた畑)に格付けされています。
70年もの年月を費やし、白亜質の土壌を手作業で掘って造られたセラーは全長25km。
現在も約2,500万本のボトルが貯蔵されています。迷路のようなトンネルにたくさんのワインが眠っています。ここでワインの味わいは深みを増し、複雑なアロマが加わります。この時、発酵を終えた酵母菌の死骸(オリ)がボトルの中に溜まります。このオリとシャンパーニュの液体が接触することで複雑な味わいと風味が生まれます。
15カ月以上オリと共に寝かせることがシャンパーニュと呼ばれるワインのルールですが、メゾン・マムでは
マム コルドン ルージュは2年半、ヴィンテージ シャンパーニュでは5年近くの熟成させます。品質の高さを維持するために長い期間熟成させます
シャンパーニュ地方はサステイナビリティのリーディング産地。2025年までに化学除草剤の使用を止めることを目標としています。メゾン マムはすでにそれを実行した最初のシャンパーニュ ハウスの1つであり、2020年初めに自社の区画で除草剤ゼロの方針を実施しました。
さらに2016年には、メゾン マムのブドウ畑の100%が、「シャンパーニュ地方における持続可能なブドウ栽培」および「高い環境価値」の二重認定を受けました。また、メゾン マムのブドウ畑は品質安全環境(QSE)基準にも適合しています。これらの認定は、環境と土地、生物多様性だけでなく、従業員の安全と健康をも考慮したものです。自然環境や私たち人間にも優しい、持続可能なシャンパーニュ造りをしながら、品質アップも目指す、まさにシャンパーニュ地方を代表するワイナリーでした!(一部HPより抜粋)