全長1000km以上あるフランス最長の川「ロワール川」
川の両岸には美しい城が並び、「フランスの庭」と謳われています。


数あるお城の中で最も女性的な古城「シュノンソー城」を訪れました。
約400年間にわたり6代の城主すべて女性でした!別名「6人の奥方たちの城」

この6人の中でも特に対立しあっていたのが、
第二の奥方
アンリ2世の愛人、ディアーヌ・ド・ポワティエ
第三の奥方
アンリ2世の正妻。カトリーヌ・ド・メディシス

カトリーヌは夫アンリ2世が亡くなると、このお城から愛人ディアーヌを追い出します。
ディアーヌは60歳過ぎても30代にしか見えなかったそうで、今でいう美魔女だったのでしょう。
肖像画を見ても、お世辞にも綺麗とは言えないカトリーヌにとって、王の寵愛を一身に受けた彼女のこのお城を、喉から手が出るほど欲しがっていたと言われます。

そしてカトリーヌは橋の上に3階建ての建物を増築し、夜な夜なゴージャスな絢爛豪華なパーティーが開催されました。ヨーロッパで初めて花火があがったのもこのお城と言われています。
今では平和なシュノンソー城。季節ごとに変わるお部屋のお花も見どころのひとつ。
また、この辺りはブドウ栽培も盛んで、シュノンソーワインも生産しておりロワールの懐の深さを感じられるワインです!