「永遠の都・ローマ」をお天気の良い日に歩いてみました。
スタートは☆パラティーノの丘☆
ローマを建国したロムルスをはじめ、歴代の皇帝が居を構えた丘です。パラティーノから「宮殿=パレス」と言う言葉が生まれました。ここからコロッセオやフォロ・ロマーノが一望できます
☆コンスタンティヌスの凱旋門☆
ローマ帝国第47代皇帝コンスタンティヌス1世時代の勝利を祝う、高さ21メートル、幅25.7メートルでローマ最大の凱旋門です。そして、フランスのパリにあるナポレオン凱旋門のモデルにもなりました。312年に行われた内戦ミルウィウス橋の戦いでテトラルキア時代の皇帝マクセンティウスに勝利!
この戦いで分裂状態にあったローマ帝国が再統一されるきっかけとなりました。
☆コロッセオ☆
西暦72年にヴェスパシアヌス帝が着工しますが、生きているうちに完成を目にすることなく息子のティトゥス帝の時代に完成。50,000人を収容したと言われるこの円形闘技場の直径は189メートル、短径156メートル、周囲527メートルというまさに「巨大な」と言う意味のニックネーム「コロッソ」。この様な大きなコロッセオをたった8年で建設した古代ローマ人。そして2000年たった今でもその姿をとどめています。中では人や猛獣が戦いを繰り返し、ローマの人々を熱狂させていました。
☆フォロ・ロマーノ☆
「フォロ・ロマーノ」=「ローマ市民の広場」という意味で、政治・宗教の中心として栄えました。現在は基礎や柱の一部しか残っていませんが、当時は巨大な石造りの神殿・凱旋門や下水道も整備されていたようです。2000年前とは思えない、古代ローマ人たちの高度な建築技術に驚かされます!
☆パンテオン☆
初代ローマ皇帝のアウグストゥスの側近であったアグリッパが紀元前25年前に建設しました。
しかし建設からおよそ100年後の紀元後80年、火事によってその姿を消してしまいます。そののち、紀元後118年から10年の歳月をかけてハドリアヌス帝が再建しました。中には初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世や、ルネッサンスの画家、ラファエロのお墓もあります。
私の一番のお勧めは、パンテオン!
「パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚者なり」と言う言葉もあるほど、ローマで必ず訪れていただきたいところです。
ローマ散策の途中でコーヒーブレイクも忘れずに。